うつ病の人に「頑張れ」は言っちゃダメ?
お悩み解決!はできないかもしれないけれど、心のお悩みに寄り添うコーナー。
第1回は『うつ病の人に「頑張れ」は言っちゃダメ?』かっぱさんのお悩みに寄り添うよ!
うつ病の人に「頑張れ」って言っちゃダメかな?
「頑張れ」は言っても大丈夫。ただ、タイミングが大切!
うつ病の人に「頑張れ」って言っちゃダメだってよく聞く。その理由は主に、「頑張れ」という言葉で本人に必要以上のプレッシャーをかけてはいけないからということだと思う。うつ病を患っている人にとって、プレッシャーとは既に程良い緊張感ではなく、追い詰められる感情に変わってる場合が多いと思うんだ。
でも、「頑張れ」という言葉が一概にダメだとは言えない。
【大切なのはタイミング】
うつ病の人を車に例えて話をするけれど、心に”頑張れるエネルギー”というガソリンがあったとして、「頑張れ」っていう言葉がエンジンをかけるキーだとするじゃん?そうすると、ガソリンが無ければ、キーを回しても車のエンジンはかからない。つまり動かないし、動けないよね。
「頑張れ」を言っても良いタイミングというのは、このガソリンがあるタイミングのことだと私は考えてる。
私たちには車みたいな目に見えるガソリンメーターがある訳じゃ無いから、「どうやってガソリンの量を計ればいいの?」って思う人もいるかもしれない。それはその人それぞれだから難しい課題なんだけれど、
個人的には、うつ病で無気力や寝たきりの状態というのは目盛りが0か1に届かないくらいだと思ってるし、その人が今後自分が生きていくための行動をとり始めた時は目盛りが4とか5あたりまできてるんじゃないかと思ってる。
ガソリンは使えば減るし、補充しなければ無くなる。でも本人が頑張ってキーを回しているのなら、周りの人も「頑張れ」って伝えて、そっと手を添えてあげるのはアリだよ。
(沿道から声援を送るだけなら、うつ病ではない別の方に送ってあげて欲しい)
かっぱさん!お悩みに寄り添えたかな?
今日も読んでくれてありがとう。