【当事者視点】アスペルガーあるある!【10個】
みなさん、こんにちは
今日は15歳でアスペルガー症候群と診断された私の体験をもとに、アスペルガーあるあるを書いてみたいと思います。
アスペルガーの症状は十人十色なので「あるある!」もあれば「いや、ないない!」もあると思いますが、当事者の方には共感してもらえたり、
当事者じゃない方も、身のまわりのアスペルガーな方への理解が深まったりしたら嬉しいです。
それでは、レッツゴー!
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1.大きな音が苦手
運動会の「パーンッ!!!」は恐怖。ずっと耳を塞ぎ続ける。スタートも出遅れる。
そして打ち上げ花火は遠くから見るに限る。
2.周りの音がうるさくて声が聞こえない
学生時代:先生の指示が聞こえないから周りの動きを観察&動く。体育館とか音響くから立ってるだけで疲れる。
社会人:とりあえずにっこりしてみる
必要な音を選別して聞き取る力というのが皆にはあるらしい。すごい。
3. 幼児期は注射を恐れない
母親から聞いた話。周りの赤ちゃんが泣き叫ぶ中、ひとりお医者さんをガン見し続けて不思議がられた。(今は痛いのコワイ)
4.小学校3年生くらいで周りから浮き始める
一方的に話し続けたりして「一緒にいたい相手」に選ばれづらくなる。この頃に変人になる。
5.人の気持ちは難解過ぎる
人の気持ちが分からない。表情や声色から感情を読み取るのが難しい。
たぶん例えるなら、犬が尻尾振っているのを見るのと同じで
大まかな相手の気持ちは分かるけれど、それ以上を知るのが難しいのかなって思ってる。
6.電話しながらメモとれない
電話口で話しながらメモをとれない。電話の取次ぎは難しかった。
(働きながら練習してるうちにできるようになりました。)
7.ドリブルしながら走れない
たぶん上のと似てるんだけど、同時に別々の動きができない。
9.周りに打ち明けられない
アスペルガーの名前が以前より認知度が上がって理解も進んでいるとは思うんだけど、どうしてもマイナスイメージがあるんじゃないかと感じています。
もっと理解が深まればいいし、私たちも諦めずに「できるようになる努力」忘れないでいような!
10.相手がアスペルガーかなんとなく分かる
たぶん体育会系の人を見た時に「体育会系の人だな」ってなんとなく分かるのと同じ感覚だと思う。実際にアスペルガーかは謎だけど。
「スタンド使いはスタンド使いにひかれ合う!」(漫画『JOJOの~)
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いかがだったでしょうか。
共感してもらえることや「なるほどな」と思ってもらえることがいくつかあったかな。
はじめにも書きましたが、アスペルガー症候群の症状というのは本っ当に人それぞれで一概には言えないものです。
今回は私の症状を元に書いたので、これに当てはまらない症状を持つ方はたくさんいると思います。
また、途中で「私が練習してできるようになったこと」も書きましたが、これは私がたまたまできるようになったことです。未だに練習してもできないこともあります。(道を覚えたり、ドリブルしながら歩けない等々)
比べちゃダメだぞ!
以上、アスペルガーあるあるでした。