今日1日の出来事を振り返りながら人生について悟る

今日は午前中に精神科に行って先生に会ってきた。

私は10歳の時から精神科を受診していて、現在の25歳に至るまでに全部で4つの病院を渡り歩いてきたんだけど、精神科の場合、病院選びの重要なポイントは患者さん本人とお医者さんとの相性だと個人的に思ってる。

薬の出し方みたいなこともあると思うんだけど、精神科の診察ってとにかく話を聴いてもらうことがメインなんだよね。だから本人が気持ちよく話せるお医者さんに出会えることが病気と付き合う上で大切なんじゃないかなって。

 

病院の後はちょっとだけお買い物に行った。

コロナの影響もあって友達と外出する機会がめっきり減っていたから、オシャレから遠のいていたんだよね。毎日毎日惰性でその日着る服を選ぶ日々。25歳だぞ。人生に1度きりの。勿体ねえよな。

人生ってさ、『千と千尋』で釜爺が言ってた”行ったっきりの電車”なんじゃないかと思ってる。釜爺は「昔は戻りの電車もあったんだがね、最近じゃ行ったっきりさ」みたいなこと言ってたんだけど、それ。

日本の端の田舎が私たちのスタート。生まれて出発して、今年私は25歳。多分だけど、神奈川の赤レンガ倉庫とか東京のスカイツリーとか、今その辺りを走ってるんだよ。1年、1年と歳を重ねるごとにこの都会を離れてまた生まれた方向とは逆の方向の日本の端に向かうのね。そして日本の果てのどこかが私たちの終着駅。

田舎が悪いんじゃない。田舎には田舎の良さがある。実際に私も田舎生まれ田舎育ち、田舎の民だ。

だがな、間違いなく今、私は都会にいる。都会を楽しむ努力をしなくちゃならないよな。

『置かれた場所で咲きなさい』渡辺和子さんの著書、みんなは読んだことある?

”あなたが今いる場所があなたの居場所なのだから、そこで花を咲かせてみなさい。置かれた場所を悲観しているだけでは、どこに行っても咲けませんよ。”

そんなメッセージを柔らかく優しく伝えてくれた一冊だった。

人生の都会も雑踏に騒音。綺麗なものばかりではないけれど、咲かなくちゃな。

咲き続けなくてもいい。咲くんだ。

 

 

 

今日も読んでくれてありがとう!